ドメイン名売り付けで脅迫、大学生が禁固1年に―中国

Record China    2008年9月29日(月) 17時11分

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27日、ドメイン名を海外企業に法外な価格で売りつけようとして脅迫を繰り返した大学生が逮捕され、禁固1年の刑に処されたことがわかった。資料写真。

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2008年9月27日、新民網によると、わずかな費用で登録したドメイン名を、海外の企業に法外な値段で売りつけようとした大学生、王奇(ワン・チー)に対し、上海の徐匯裁判所が恐喝の罪により禁固1年という判決を下した。

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07年5月、王はF1レースを見ている際、検索エンジン最大手のグーグルが、200万ドルで中国のドメインを買い取ったことを思い出し、レースのスポンサー企業の1つだったBALADALA社の中国ドメイン名「baladala.cn」を登録して、高値で転売することを思いついた。

王は登録費用わずか80元(約1200円)でドメイン名を登録し、ウェブサイトを開いた。英語とアラビア語で「同社の社長はテロ組織に通じている」などと記載し、性的な画像も掲載。同社にドメインの買い取りを迫った。

今年2月からは、同じような内容のメールを同社に送りつけ、「たった9万9000ポンド(約1930万円)でこのドメイン名を手に入れることができる」「もし買い取る意志がなければ、多大な損失を被ることになるだろう」とさらなる脅迫を行ったところ、BALADALA社が中国大使館に訴え、今回の結末に至ったという。(翻訳・編集/岡田)

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