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28日、中国北部の慢性的な水不足を解消する「南水北調」プロジェクトにより、河北省の水が北京市房山区恵南村のポンプステーションに到達した。
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2008年9月28日、法制晩報によると、28日午前10時に、中国北部の慢性的な水不足を解消する「南水北調」プロジェクトにより、河北省の水が北京市房山区恵南村のポンプステーションに到達した。
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北京市の担当者によれば、市の生活用水の65〜80%が市外からの水でまかなわれるが、水道料金の値上げは行われないという。南水北調プロジェクト事務局の責任者によれば、これにより、北京市から河北省に対して6億元(約90億円)の補償金が支払われる。計画では、9月18日より2009年3月10日までの期間、河北省のダムから放水が行われ、放水量は毎秒12〜17立法メートル、毎日130万立方メートルもの水が北京市に供給される。北京市へとつながる運河の総延長は307.5kmに及ぶという。
水質については、河北省のダムの水はいずれも生活用水や飲料水に使用できるとされる「3類」以上が確保される。大部分が地中の水道管を流れるが、地表に出ている部分については武装警察による厳重な警戒態勢が敷かれているという。(翻訳・編集/岡田)
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