<神舟7号>発射準備で軍支配に!民間航空機ストップで大混乱―海外メディア

Record China    2008年9月28日(日) 18時13分

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27日、有人宇宙船「神舟7号」が発射された25日、香港の空港では乗客に何の説明もないまま、北京行きの便が遅延。中央から極秘裏に航空機の飛行停止命令が出されていたもよう。写真は「神舟7号」発射を伝える新聞各紙。

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2008年9月27日、英経済紙「FINANCIAL TIMES(金融時報)」は25日に打ち上げられた「神舟7号」のために中国各地の空港で相次いでフライトのキャンセルや遅延が発生したと報じた。

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25日、香港の国際空港ではドラゴンエアー(港龍航空)の北京行きKA904便が遅延になり、出発ロビーは係員に説明を求める乗客で大混乱。係員も状況がわからず対応に苦慮していた。数時間後、中国当局が極秘裏に航空交通管制機関を通じて同便の飛行停止命令を出していることが判明。同様の命令は中国各地の空港にも出されていた。中央当局による突然の「予測不能で不透明な」航空管制規制は、中国では珍しいことではない。だが、世界で最もめざましい経済発展を遂げている中国にとって大きな障害になっていることは確か。

中国初の船外活動を予定している神舟7号の打ち上げは、国家の威信をかけた重大な任務。このため中国領空はこの日、人民解放軍の支配下となり神舟7号の打ち上げや航行の妨げにならぬよう民間航空機の飛行を突然禁じたと思われる。

同日に神舟7号の打ち上げは成功。まもなく飛行停止命令は解除された。この件に関し関係者らは一様に口をつぐんでおり、この日のフライトや乗客にどれほどの影響が出たかについても、中国民航総局(CAAC)はその説明を拒んでいる。(翻訳・編集/本郷)

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