中興通訊の携帯出荷1億台に、世界第3位のメーカー目指す―中国

Record China    2008年9月29日(月) 7時0分

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25日、中興通訊の携帯電話の累計出荷台数が1億台を突破したことがわかった。1億台突破は中国国産メーカーでは初めて。写真は同社の携帯電話。

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2008年9月25日、中興通訊(ZTE Corporation)の何士友(ホー・シーヨウ)副総裁は深センの祝賀会会場で、同社の携帯電話の累計出荷台数が1億台を突破したと発表した。網易科技が伝えた。

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中国国産メーカーで携帯電話の累計出荷台数が1億台を突破したのは中興通訊が初めて。今後は海外シェア獲得を見据えた営業展開をしていくとしている。

07年までの累計出荷台数は7000万台で、世界第6位。98年から携帯電話事業に参入し、08年5月末時点で同社が申請した特許数は1587件、国際特許は106件。中国国内で最も特許を多く有する携帯メーカーとなっている。同社の持つ特許数は1万6000項目を超え、うち発明特許が90%以上を占める。

中興通訊の携帯電話は国内外の通信事業者により販売される形態を取っているが、07年までにヨーロッパ、北米、日本の3大市場への進出を果たした。英国のボーダフォン(Vodafone)、香港のハチソン・ワンポア(Hutchison Whampoa Limited)、スペインのテレフォニカ(Telefonica S.A.)などの通信事業者により100を超える国と地域へ販売されている。

候為貴(ホウ・ウェイグイ)董事長は「1億台は当社にとって新たなスタート地点となり、5年後には出荷台数世界第3位を目指したい」と述べた。(翻訳・編集/中原)

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