2008年9月24日、中国船舶工業行業協会の張広欽（ジャン・グアンシン）会長は「中国造船業は積載重量にして9845万tの造船を新たに受注、これは世界造船市場シェアの42％を占める」と発表した。中国新聞社が伝えた。

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張会長によると、07年、中国が製造した船舶は積載重量にして1893万tで世界市場シェアの23％を占め、手持ち受注量は1万5889万tで同33％を占めた。

現在は世界的に経済が落ち込み、潜在リスクが増加、エネルギーや原料価格の上昇と同時に造船コストも上昇している。しかし、中国では今年上半期、造船業界の利益は増加。完成した船舶は予定より早く納入される傾向にあることから、張会長は同業界の先行きを楽観しているという。

さらに、今年初めて液化天然ガス(LNG)タンカーの製造に成功したことや、標準コンテナ1万3000個以上積載可能な超大型コンテナ船製造8隻を受注したことを例に挙げ、「大型船舶の建設は製造技術を向上させ、中国が受注する船舶の規模は大きくなる一方」と述べた。

専門家の予測によると、2015年までに中国が製造する船舶は積載重量にして2400万tに達する見通しで、世界市場の35％を占め、中国は世界の造船大国になるだろうという。（翻訳・編集/汪葉月）