中高年の口腔がん、10年で4倍増―上海市

Record China    2008年9月23日(火) 15時12分

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21日、上海の中高年層に「口腔がん」が増えていることがわかった。虫歯も増加しており、多くの人が虫歯に気づきながら治療しないという。写真は上海の公園。

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2008年9月21日、新聞晨報によると、上海の中高年層に「口腔がん」が増えている。ここ10年間で、上海市民の糖分摂取量は6.3kgから9kgと大幅に増加している。

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20日は、第20回「歯の愛護デー」だったが、上海交通大学口腔医学院の馮希平(フォン・シーピン)教授によれば、このように高い糖分摂取は、口腔の健康状態に大きく影響すると、専門家の間から憂慮する声が大きくなっているという。上海の35〜44歳の年齢層で虫歯がある人の割合は24ポイントも増えており、中国全体の同年齢層(88.1%)を上回る90%が虫歯だが、大半が気づいていながら治療しないのだという。

また、10数年前は、この年齢層で「口腔がん」になる人は10万人に4〜5例という程度だったが、20日の発表データによれば、「口腔がん」は同17例に増加。65〜74歳の年齢層では同27例とさらに多い。虫歯は児童の間でも増えており、歯や口の健康状態に注意し、予防に努めるよう専門家が注意を促している。(翻訳・編集/岡田)

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