「死の水」ヒ素汚染湖!風光明媚なリゾートが無残な姿に―雲南省

Record China    2008年9月22日(月) 11時43分

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17日、かつて高原リゾート地して人気を博していた雲南省の湖・陽宗海がヒ素汚染によって「死の湖」へと変わり果てた姿が報じられた。垂れ流されたヒ素によって周辺の土壌までひび割れ、草1本生えない無残な姿をさらしている。

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2008年9圧17日、かつて雲南省の9大高原湖の1つとされ、風光明媚なリゾート地として人気を博していた湖・陽宗海がヒ素汚染によって「死の湖」へと変わり果てた姿が報じられた。チャイナフォトプレスの報道。

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過去6年間、水質優良とされ、水中のヒ素含有量も基準量以下だった陽宗海。雲南省の中心都市である昆明市の近郊36kmに位置し、かつては高原の温泉リゾートとして人気を博したが、今年6月ごろからヒ素含有量が急激に上昇した。

原因は、湖付近の化学工場が、規定の排水処理を行わずに排出した工業排水。すでに工場は閉鎖され、関係者の身柄も拘束されているが、地元当局は、住民約2万6000人の飲料水源を「死の水」として、飲用はもちろん、漁や遊泳も禁止した。

汚染被害は湖だけに留まらず、周辺土壌にも及んでいる。垂れ流されたヒ素によって土はひび割れ、草1本生えない無残な姿をさらしている。(翻訳・編集/愛玉)

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