2008年9月18日、18日付京華時報によると、中国商務部、国家統計局、国家外貨管理局は17日、国内の対外直接投資額の累計額が07年末現在で1179億1000万米ドルと、1000億米ドルの大台を突破したと発表した。

内訳は非金融分野が1011億9000万米ドル、金融分野が167億2000万米ドルで、全体に占める割合はそれぞれ85．8％、14．2％。投資先別では、香港、英領ケイマン諸島、英領ヴァージン諸島が上位3位となった。このほか、アジア、南米向け投資が引き続き目立った。

07年の対外直接投資額は前年比25．3％増の266億1000万米ドルだった。分野別にみると、非金融分野が40．9％増の248億4000万米ドルで全体の93．7％を占めたが、伸び率は前年と比べて2．9ポイント低下した。金融分野は前年より18億6000万米ドル少ない16億7000万米ドル。全体に占める割合は6．3％だった。（翻訳・編集/HI）