新連休制度の成果は…?「小型」でも大混雑は変わらず―中国

Record China    2008年9月17日(水) 3時56分

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16日、中国で今年最後の「小型連休」となる「中秋節」が終わった。観光地の混雑緩和を目的として今年から始まった「連休の分散」だったが、期待したほどの成果はなかったようだ。写真は五輪を機にリニューアルされた北京市の下町「前門」。

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2008年9月15日、中国で今年最後の「小型連休」となる「中秋節」が終わった。観光地の混雑緩和を目的として今年から始まった「連休の分散」だったが、その目的は達成されたのだろうか?広州日報が伝えた。

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中国政府は昨年末、大型連休中に各地で発生する大混雑を緩和するため、法定休日の改定を行った。その結果、これまで7日間だった5月のゴールデンウィークは3日間に短縮され、その代わり、元旦(12月30日〜1月1日)、清明節(4月4日〜6日)、端午節(6月7日〜9日)、中秋節(9月13日〜15日)が、それぞれ3日間の「小型連休」となった。

だが、広東省広州市の複数の旅行会社によると、「小型連休」中の各地の混雑ぶりは「例年通り」とのこと。「国民が一斉に観光地を訪れるという点では、例年と何も変わらない。当初の目的である『混雑の緩和』は全く達成されていないのでは」と厳しい見方を示す。

また、新しく誕生した4つの「小型連休」を足した売上高は、昨年の7日間のゴールデンウィークよりおよそ3割も減少した。旅行に出掛けた人の数も、2割減となっている。今年から始まった新たな連休制度だったが、期待したほどの成果はなかったようだ。(翻訳・編集/NN)

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