Record China 2008年9月11日(木) 12時49分
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10日、広西チワン族自治区北海市で昨年4月に発生した「人食いワニ事件」に関し、「管理不適切」として訴えられていたワニ園側は、1審判決を不服として上告していたが、このほど和解が成立した。写真は07年4月、動物園へ移送するために捕獲される同園のワニ。
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2008年9月10日、「新華網」の報道によると、広西チワン族自治区北海市で昨年4月に発生した「人食いワニ事件」に関し、「管理不適切」として訴えられていたワニ園側は、1審判決を不服として上告していたが、裁判所の調停によりこのほど和解が成立したという。
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「人食いワニ事件」は、昨年4月20日、北海市に住む小学2年生の劉(リウ)君が閉鎖中のワニ園に入り込み、ワニにいたずらをしていたところ、突然食いつかれ、完全に食べられてしまったというもの。当時、ワニ園には「立ち入り禁止」の注意書きがあったものの、施錠されておらず、管理人も現場を離れていた。また、ワニの池の周りの柵は最も低い所で55cmしかなく、両親が「管理が不適切」としてワニ園を提訴していた。
今年1月の1審判決では、ワニ園側に賠償金約15万元(約225万円)と、遺体が発見されない精神的苦痛などの補償金7万元(約105万円)の支払いが命じられたが、ワニ園側はこれを不服として上告していた。
北海市中級人民法院では、審理を重ねるとともに調停を進めた結果、ワニ園側が両親に賠償金総額16万元(約240万円)を支払うことで合意に達し、賠償金の50%はすでに支払われ、残りの50%もまもなく支払われる予定になっているという。(翻訳・編集/HA)
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