2008年9月9日午前10時（現地時間）から、五輪で使用された備品類の初めての公開オークションが開催され、わずか13分で1800点以上が落札された。「北京晩報」が伝えた。

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同オークションへは、10万元（約150万円）の保証金さえ出せば誰にでも参加できる。ただし、多くの商品がまとめられ、一括オークションにかけられるため一般市民には落札しにくくなっている。

この日の初オークションでも、出品された机、イス、ベッド、衣装ケース、冷蔵庫など1800点以上の品物が、冷蔵庫セット（冷蔵庫8台）、珈琲机セット（10卓）、家具セット（ベット等1700件以上）と、わずか3セットにまとめられた。

落札価格は、冷蔵庫セット6200元（約9万3000円）、珈琲机セット4200元（約6万3000円）、家具セット12万元（約180万円）で、家具セットの落札者は「村の委員会に寄付し、有効活用してもらう」と語っていたという。

オークションの責任者は「出品される品物はまだ確定してないが、バスケットのスーパースター・姚明（ヤオ・ミン）が使ったベット等、注目の品がこれから続々と出てくる」と話し、「こうした品物については収集マニアのことを考慮し、一括オークションではなく、1点1点個別のオークションにする計画なので楽しみにしていてほしい」と今後の予定を明らかした。（翻訳・編集/HA）