2008年9月8日、新華網によると、中国商務部の陳徳銘（チェン・ダーミン）部長は、日中投資促進機構の第15回会議で「中国は2009年にはアジアで最大の消費市場になる」と述べた。今後、文化娯楽、住宅、観光などの国内消費に占める割合が大きくなるという。

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陳部長は、中国は携帯電話市場と国内観光市場、ブロードバンドネットワーク市場で世界最大となっており、また、金の装飾品市場と自動車市場でも世界2位、高級ブランド品市場と医療市場でも世界3位になっていると指摘。07年には、中国の1人当たりGDPは2456ドルに達しており、5年間で消費が年平均13．1％成長、今後も年平均10％の成長が見込まれており、2020年には消費規模が30億元（約450億円）を超えようと語った。

また、陳部長は、2014年には高級ブランド品市場でも世界最大の市場となり、世界全体の23％前後を占めるようになるとの予測を明らかにし、2015年には世界4位の観光客輸出国になるだろうと話したという。（翻訳・編集/岡田）