Record China 2008年9月8日(月) 12時43分
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9月1日、「断食月」ラマダーンに入った新疆ウイグル自治区のイスラム教徒。彼らに対する中国政府の締めつけが一層厳しくなっており、内外のウイグル人活動組織の反発は必至。写真は03年11月、ラマダーン明けを祝う同自治区の市民など。
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2008年9月5日、英国の「BBCニュースサイト中国語版」は、今月1日より「断食月」ラマダーンに入った新疆ウイグル自治区に住むイスラム教徒に対する中国政府の締めつけが一層厳しくなったと報道。
【その他の写真】
中国政府の新疆ウイグル自治区向けニュースサイト「洛浦信息網」は3日、「ラマダーン期間中の飲食店の営業時間変更は違法行為に当たる」として「正常な営業時間を守らない飲食店については、当局がその営業許可を取り消す」と発表。同自治区のアクス地区政府は「女性が顔を隠すことや男性がひげを長く伸ばすことは許されず、そのような姿の住民に対しては当局が『有効な』方法を用いてこれを改めさせる」と通達。同地区政府は「ラマダーン期間中、モスクに外部の人間を宿泊させてはいけない。マイクやスピーカー、カセットテープ、ビデオなどを用いてラマダーンを呼びかけてもいけない」としている。
日の出から日没まで断食をするイスラム教徒を狙い打ちにした当局の措置に、世界ウイグル代表大会のスポークスマンは「中国政府が正式にウイグル族のラマダーンを妨害することは『信仰の自由』を踏みにじるものであり、現地での衝突が確実に激化する」と非難の声をあげている。(翻訳・編集/本郷)
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