Record China 2008年9月4日(木) 7時28分
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01年7月、モスクワで開かれた国際五輪委員会で、08年の五輪開催地が北京だと告げられると、天安門広場に集まっていた人々は歓喜の声を上げた。それから7年、北京には一体どれくらいの五輪効果があったのだろうか?写真は01年7月、五輪招致成功に沸く中国。
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2001年7月、モスクワで開かれた国際オリンピック委員会(IOC)で、08年の五輪開催地が「北京」であることが告げられると、天安門広場に集まっていた人々は歓喜の声を上げた。それから7年、北京には一体どれくらいの五輪効果があったのだろうか?
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北京市発展・改革委員会の王海平(ワン・ハイピン)副主任は08年8月3日の記者会見で、「北京の07年1人当たり平均GDPは、7654ドル(約83万円)に達した。08年はさらに8000ドル(約87万円)を超えるだろう」と発表した。01年はわずか3262ドル(約35万円)。つまりこの7年で北京市民のGDPはおよそ2倍に膨れ上がった。五輪開催は確実に、そして急速に北京の街を発展に導いた。
街には高層ビルが建ち並び、道路はきれいに舗装。空気の質も改善され、市民のお財布は膨れ上がった…。この間の変化を振り返ると、ざっとこんな感じだろうか。では一体、北京市民のお財布はどれくらい膨れ上がったのか。07年の1人当たり年平均可処分所得(自由に使えるお金)は2万2000元(約33万円)。01年の1万2000元(約18万円)より、やはり2倍増えた計算になる。
街の変化を見てみると、7年前と比べ高層ビルの多さに驚かされる。首都国際空港は第3ターミナルまで完成し、新しく5本の軌道交通が開通した。空港から市街地までの足は、驚くほど便利になっている。では、世界中から注目を浴びている「空気の質」はどうだろう。王副主任は会見で「確実にきれいになっている」と胸を張った。こちらも目に見えないながら、着実に成果は現れているようだ。(翻訳・編集/NN)
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