Record China 2008年9月4日(木) 7時51分
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1日、3年の月日をかけて金日成の伝記を書き上げた男性が朝鮮建国60周年記念式典に招かれた。男性の著作に目を留めた朝鮮大使館が招待した。写真は平壌。
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2008年9月1日夜7時ごろ、湖北省荊門市の男性王宗仁(ワン・ゾンレン)さんは北京行きの列車に乗った。彼は9日に朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に行き、建国60周年記念式典に参加する。在中国朝鮮大使館の招待を受けた。王さんは「東北地方における金日成将軍」という歴史書の著者。長江商報が伝えた。
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王さんは荊門市の商工局に勤める一般人。黒竜江省東寧市の出身だ。子どもの頃から教師や老人に日中戦争時の日本軍の様子について聞いていた。荊門市に移ってからは日中戦争に関する歴史書を本格的に読み始め、時間があれば研究に取り組み、東北地方における抗日の歴史を数冊の本にした。
そして2005年、27万字におよぶ大著「旅順から東寧へ―日本関東軍の興亡」を著した。この本には日本や朝鮮の資料もふんだんに盛り込まれており、朝鮮人の活躍する様子も描かれている。これに目を留めたのが朝鮮大使館。すぐに王さんに連絡し、建国60周年前に東北地方での金日成の活躍について書いて欲しいと要請した。
王さんはこれを受け、中国軍事科学院や社会科学院だけでなく、朝鮮やロシアに赴いて史料を収集した。毎夜夜中まで史料を読み、著述を続けた。そしてついに2008年8月、3年の月日をかけて完成し、中国・朝鮮で同時発行された。今回はこれを受けての訪朝だ。朝鮮への土産に「両国間の友誼は永遠に、未来をともに作りあげよう」という書を収めた額縁を持っていくという。(翻訳・編集/小坂)
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