Record China 2008年9月4日(木) 18時30分
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1日、中国で要人警護などを務める「SP」が注目を集めている。北京五輪の際には、各国の要人や選手の警護にあたった。いずれも逮捕術など格闘技に精通する警護のプロだ。写真は成都にあるボディガード会社のSP。
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2008年9月1日、重慶晨報によると、中国で要人警護などを務める「SP」が注目を集めている。見た目はよくいる男女だが、逮捕術など格闘技に精通する警護のプロだ。
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北京オリンピック期間中、重慶の警護会社、渝森特衛安全コンサルタント公司(会社)では、特別に選抜された2人の警護員がオリンピック非公式警護要員としての任務にあたった。
その1人、年齢わずか20歳の男性警護員が、200m陸上で連覇を成し遂げたジャマイカのベロニカ・キャンベル=ブラウン選手の護衛を務めた。同選手からは睡眠やトイレ、食事、競技以外のすべての間で身辺警護を要求されたが、ジャマイカの選手団が団体で買い物に出たときが、もっとも神経を使ったという。もう1人は女性警護員で、ある任務では男5人を瞬く間に取り押さえた“強者”。こちらは日本や韓国、シンガポールなどから訪れた要人や選手の警護にあたった。
同社では、オリンピックの警護任務にあたる警護員の選考にあたり、年齢25歳未満、五感に優れるほか、端正な外見も重視したという。逮捕術や武術などの格闘技に秀でていることは言うまでもない。また、海外の要人を警護することもあるため、英会話能力は必須。給与はおよそ1万元(約15万円)だが、とくに重要なVIPの警護を担当する人だと給与は2万元(約30万円)以上。各警護員は、実名が知れると問題があるため、社内でも「1号」や「9号」などといった呼び方がされているという。(翻訳・編集/岡田)
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