有人宇宙船「神舟7号」、9月に繰上げ打上げ―中国

Record China    2008年9月3日(水) 10時21分

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2日、10月に予定されていた有人宇宙飛行船「神舟7号」の打ろ上げ時期が9月下旬に繰上げられたという。写真は長征2F型衛星打上げロケット。

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2008年9月2日、「羊城晩報」の報道によると、10月に予定されていた有人宇宙飛行船「神舟7号」の打ち上げが9月下旬に繰り上げられたという。

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中国では1999年以来、「神舟」シリーズの宇宙船としてこれまでに4回の無人飛行と2回の有人飛行、合計6回の打上げに成功してきた。今回の「神舟7号」では初の宇宙遊泳が予定されており、05年の有人飛行船「神舟6号」、07年の月探査衛星「嫦娥1号」の打上げに続いて、中国の宇宙プロジェクト中でも重要な位置づけにあるとされている。

「神舟7号」の打上げ責任者は、「難度はこれまでで最大だ」と語る。「5号の時は飛行船としてのテスト。6号は飛行中の作業が主目的だったが、今回は今まで経験したことのない宇宙遊泳が目的だから」と理由を明らかにし、「7号は3段階ある中国の有人宇宙船プロジェクトの2段階目の第1ステップに位置し、宇宙ステーション技術の基礎を築く一歩となる」とその重要性にを語った。

また、関係者によると、「神舟7号」打上げの具体的な日時はまだ確定していないものの、当初予定されていた10月から繰上げ、パラリンピックの終了(9月17日)から国慶節(10月1日)までの間に変更されたという。(翻訳・編集/HA)

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