Record China 2008年9月2日(火) 20時44分
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9月1日、河南省に住む男性詩人がブログ上に自作の詩を発表。その中で「中秋の名月は家の明かりを消して楽しもう」と呼びかけているが、この提案には多くのネットユーザーが賛同。写真は月を眺める中国各地の人々。
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2008年9月1日、河南省鄭州市に住む詩人、曹天(ツァオティエン)氏は自身のブログ上に8月31日、自作の詩を発表。多くのネットユーザーの注目を集めている。河南省の「商報」が伝えた。
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曾天氏が発表したのは「中秋よ。月を仰ぎ見よう」という題名の詩。そのなかに「中秋の名月(今年は9月14日)は街中の明かりを消して、空を見上げよう」というフレーズがあり、これに多くのネットユーザーが賛同している。同紙の取材を受けた曾天氏は、「今年は春に南部を豪雪が襲い、5月には四川大地震が発生。8月には比類なき成功を収めた北京五輪が開催された。たった8か月の間に中国は大きな悲しみと大きな喜びを経験しており、今年の中秋には特別の意義があると思う」と、この詩を書いた動機を説明。
また彼は「1時間でいいから公共の場所や家庭の明かりを消して、都市の喧騒を静めた環境の中でゆっくりと月を眺めながら、過ぎた日々や離れた場所にいる家族や友人、災害で亡くなった同胞に思いをはせるべきだ」と話し、子供のいる家庭ではテレビを消して親子で楽しく過ごすよう勧めている。(翻訳・編集/本郷)
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