中国銀行支店の5億ドル横領事件、元支店長ら4人の罪が確定―米国

Record China    2008年9月1日(月) 20時4分

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31日、中国銀行広東省開平支店の歴代支店長3人によるおよそ5億ドルの横領事件で、米司法当局は、元支店長の許超凡被告ら4人が共謀して銀行資金を横領し、マネーロンダリングなどを行ったとの裁定を下した。資料写真。

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2008年8月31日、中国銀行広東省開平支店の歴代支店長3人によるおよそ5億ドルの横領事件で、米司法当局は、元支店長の許超凡(シュー・チャオファン)被告ら4人が共謀して銀行資金を横領し、マネーロンダリングなどを行ったとの裁定を下した。中国新聞網が伝えた。

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英BBCや米AP通信などによると、現地時間の29日、許被告とその妻の余英怡(ユー・インイー)被告、同じく元支店長の許国俊(シュー・グオジュン)被告とその妻の●(=広におおざと)婉芳(クアン・ワンファン)被告の4人に、共謀して銀行資金の横領やマネーロンダリングによって資金を米国に持ち出したなどとする裁定が下された。

4人は91年からの約10年間、すでに罪が確定し中国に送還されている元支店長の余振東(ユー・ジェンドン)被告と共謀して、4億8300万ドルもの銀行資金を横領。01年に発覚した際には、全員すでに米国に逃亡していた。だがその1年後、ロサンゼルスで余被告が逮捕。04年にはテキサス州で許国俊被告、そのすぐ後にはオクラホマ州で許超凡被告が逮捕されていた。(翻訳・編集/NN)

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