2008年8月28日、三秦都市報によれば、22日、発展改革委員会、共産党中央宣伝部、商務部、商工総局、品質検査総局が合同で通達を発し、過剰な包装がされた月餅に対する取り締まりを強化することが、中国政府の公式ポータルサイト「中央政府門戸網站」からわかった。

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通達では、各政府レベルの品質検査部門、工商部門、価格部門に月餅製品に対する法的検査の展開が求められており、月餅に対して強制される国家標準の規定にしたがって抜き取り検査を行うとされている。とくに高級ホテルや飲食店、デパートを重点的な取り締まりの対象とし、流通段階における検査も強化される。

これにより、華美な包装がされているなど規格に適合しない月餅は市場から一斉に消えることになる。また、業界に対し自立的な対応が求めらるとともに、消費者に対してもこうした規格外の過剰包装がされた月餅を購入しないように求められているという。

現行の2006年6月1日から実施された基準では、包装コストが月餅の出荷価格の25％以内に収まるように規定されているが、国家標準化管理委員会が新たに提出した「食品・化粧品の過剰包装に対する制限」（意見稿）では、包装コストが12％以内にまで引き下げられており、間もなく最終的な批准を受けるものと見られている。（翻訳・編集/岡田）