Record China 2006年8月31日(木) 16時48分
拡大
さまざまなモチーフが刺繍されたすばらしい「従江鼓楼」。
(1 / 12 枚)
2006年8月30日、貴州(きしゅう)省貴陽(きよう)市。正装姿のミャオ族の女の子2人が、博物館で大型の手製の刺繍作品「従江鼓楼」を観賞している。この日「2006年多彩な貴州旅行用品デザインコンテスト」の受賞作品が、貴州省博物館で展示された。そのなかで、従江県のトン族の「鼓楼」と呼ばれる民族建築を描いたこの刺繍作品が注目を集めている。説明によると、この手刺繍による大型作品は長さ4m幅3.46mで、赤、オレンジ、黄、緑、青、白の色の組み合わせによる1128の図で構成されている。それぞれの色はトン族、ミャオ族、チワン族、漢族、ヤオ族、水族など6つの居住民族を表現しているとのこと。この作品は従江県の1000名以上の一般市民の刺繍師が心を込めて58日間かけて作ったもの。参加した刺繍師の年齢は、12歳から93歳までと幅広いそうだ。
【その他の写真】
ピックアップ
この記事のコメントを見る