<北京五輪・関連>国営TV局は視聴者数11億人、広告収入300億円以上―中国

Record China    2008年8月28日(木) 13時25分

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27日、中国のメディアリサーチ会社・CSMの調査によると、中央電視台(CCTV)で五輪中継を見た人は11億2000万人に上り、また、CCTVでは広告収入が五輪期間中だけで20億元(約300億円)以上に達したという。写真はCCTVの新社屋。

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2008年8月27日、中国のメディアリサーチ会社・央視−索福瑞媒介研究公司(CSM)の調査によると、五輪期間中に中央電視台(CCTV)で中継を見た人は11億2000万人に上り、CCTVでは広告収入が五輪期間中だけで20億元(約300億円)以上に達したという。「中国新聞網」が伝えた。

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CSMの調査によると、五輪期間中の1日の平均TV視聴時間は、上半期平均より38.1分増えて189.4分になり、このうちCCTVを見た時間は54.0分から98.8分へと激増。視聴時間の増加分以上にCCTVを見た時間が増えており、他局と比べてCCTVの1人勝ち状態だったことが読み取れる。

五輪期間中に最高視聴率を記録したのは開会式で40.54%、うちCCTVのシェアは83.62%に達し、視聴者数は推計8億4200人に。国内外のメディアで「ラジオ、インターネット、TVなどを通じて98%以上が開会式を視聴」と報じられたほどの驚異的な視聴率を達成。また、閉会式は視聴率33.12%で6億5800万人が視聴したという。CCTVのこれまでの視聴者数の最高記録は、毎年春節(旧正月)に放送されている特別番組「春節晩会」の3億人余りで、今回はこれを大きく更新した。

業界関係者は「CCTVは好調な視聴率に支えられ、五輪期間中の広告収入が20億元、ネットメディアだけでも少なくとも2億元(約30億円)以上の広告収入があった」と推計している。(翻訳・編集/HA)

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