中国人の肥満率が上昇、過度な糖分摂取をしない秘策は?―中国メディア

人民網日本語版    2017年12月20日(水) 15時50分

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この20年間で、中国の成人と児童の太り過ぎと肥満率が年々上昇している。

この20年間で、中国の成人と児童の太り過ぎと肥満率が年々上昇している。国家衛生・計画出産委員会が発表した「中国人栄養・慢性疾患状況報告書(2015)」によると、全国の18歳以上の成人の平均体重をオーバーしている人の割合は30.1%、肥満率は11.9%で、2002年よりそれぞれ7.3ポイント、4.8ポイント上昇した。6−17歳の児童・青少年は前者が5.1ポイント上昇の9.6%、後者が4.3ポイント上昇の6.4%となっている。人民網が伝えた。

成人も青少年も、先進国を上回る比率となっている。太り過ぎや肥満は、高血圧や糖尿病、心・脳血管疾患など、多くの慢性疾患を引き起こす重要な危険要因となる上、子供時代の肥満の健康への影響は、成年になるまで続く。そのため「糖分制限」が極めて重要となる。

◆糖分を効果的に制限するための5つの秘策

(1)甘いものを食べすぎない。甘いものには糖分が過度に含まれており、注意しなければ「甘い罠」にはまる。

(2)糖分を含む飲み物は基本的な栄養素を含む飲料ではないので、白湯など糖分の含まないまたは少なめの飲料を摂取するようにする。

(3)食品の成分表示を見る習慣をつける。甘蔗糖、白砂糖、麦芽糖、果糖ぶどう糖液糖、濃縮果汁、ぶどう糖、はちみつなどと書いてあれば、糖分が添加されている。

(4)自炊する際に計量器具を使用し、毎日摂取する糖分をコントロールする。ジュースやお菓子を作る時には砂糖を控えめにし、お茶やコーヒーも砂糖を少なめにするか加えないことで、糖分の「誘惑」から抜け出す。

(5)科学的かつ正確に子供を教育し、幼い頃から健康的な食生活の習慣を身に着けさせる。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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