Record China 2008年8月27日(水) 23時17分
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24日、ついに北京五輪が閉幕。数多くの歓喜のドラマの陰で悔し涙を流した「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。第3回は、射撃の中国代表、朱啓南選手。
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2008年8月24日、ついに北京五輪が閉幕した。17日に渡る盛大な祭典では、歓喜のドラマが数多く生まれた一方、悔し涙を流した選手も存在する。中国中央電視台(CCTV、電子版)が「悲劇のアスリート」10人にスポットを当てた。
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射撃の中国代表、朱啓南(ジュー・チーナン)選手(23)は、これまで「挫折知らず」のアスリートだった。若くして順調に国家代表への座を掴み、初出場した五輪アテネ大会で金獲得。「優勝して当然」そんな思いがいつしか、自分自身を縛ってしまっていた。
そのプレッシャーが冷静沈着な朱選手から集中力を奪った今大会。競技中、自分でも「金はこれで消えた」と感じた。初めての挫折に直面し、表彰台でこらえきれずに号泣した朱選手は「僕の五輪は終わってしまった」と肩を落としたが、その言葉には落胆とともに、苦しい重圧から解放された安堵が含まれているようにも見えた。
■朱啓南(ジュー・チーナン) (23)
1984年、中国・浙江省出身の射撃選手。中学校入学後に競技をはじめ、地元の体育学校へ進学、02年に省代表に選出される。04年に弱冠19歳で出場したアテネ五輪では男子10mエア・ライフルで702.7点の世界新をマークし、金メダルを獲得。ほかにも数々の国際大会を制覇している。 (翻訳・編集/愛玉)
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