2008年8月24日、チベット自治区政府によると、国務院はこのほど、中国政府によるチベット開発計画を策定、関係する部局、省市、国有企業に対し、チベット経済、社会発展のための開発援助を指示した。新華社が伝えた。

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チベット自治区政府によると、同計画では旅行業の回復、重要プロジェクトの前倒し実施、公共サービス施設の整備と再建など援助する7分野が定められており、3月のチベット暴動によるダメージの回復が焦点となっている。また中央政府の財源を用いてチベットの経済社会発展に必要な問題の解決が図られるという。

中国政府はこれまでもたびたび同様のチベット開発支援を実施してきた。昨年は2010年までに779億元（約1兆1700億円）を投じて青海チベット鉄道の延長など180ものプロジェクトを実施することを決定している。（翻訳・編集/KT）