<北京五輪・関連>「雄叫び事件」の李娜選手、真意を語る―女子テニス

Record China    2008年8月22日(金) 5時58分

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21日、女子テニスシングルスの準決勝が行われた16日、味方の空気を読まない声援に怒りの雄叫びを上げた李娜選手が、当時の状況を語った。写真は16日の試合での李選手。

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2008年8月21日、女子テニスシングルスの準決勝が行われた16日、味方の空気を読まない声援に怒りの雄叫びを上げた李娜(リー・ナー)選手が、当時の状況を語った。長江日報が伝えた。

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李選手は16日、ロシアの強豪、ディナラ・サフィナ選手と対戦していた。ところが味方の空気を読まない声援に集中力を乱され、試合を決める大事な場面でミス。その直後、観客席に向かって怒りの雄叫びを上げた。当時の状況について李選手は、「大部分の観客はマナーを守っていた。迷惑な声援を送っていたのはごく少数」と語る。

李選手によると、五輪組織委員会は事前に観客に対し、携帯メールで「試合中は静かに観戦するよう」案内していた。同委員会の公式サイトにも記されているという。それでも守られなかったことについて、李選手は「あの観客たちは単に応援したかっただけ。その気持ちは嬉しいけど、それを表す方法を間違えた」と述べた。

コートを離れると別人のように大人しい李選手は最後に、「中国人選手の多くは、祖国での試合に意欲十分。観客からの熱烈な応援も嬉しいと思っている。もちろん私もその1人だ」と静かに語った。(翻訳・編集/NN)

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