<中華経済>大型旅客機生産の中国商用飛機、浦東新区に本部移転―上海市

Record China    2008年8月21日(木) 15時39分

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上海中華企業は19日、上海市浦東新区陸家嘴に保有する商業ビルを、国内初の大型旅客機メーカー、中国商用飛機有限責任公司に売却することで合意したと発表した。売却額は4億6000万元。中国商用飛機は本社ビルとして使用する。

2008年8月20日、20日付東方早報によると、上海中華企業は19日、上海市浦東新区陸家嘴に保有する商業ビルを、国内初の大型旅客機メーカー、中国商用飛機有限責任公司に売却することで合意したと発表した。売却額は4億6000万元。中国商用飛機は本社ビルとして使用する。

同商業ビルの建物面積は1万3753平方メートル。かつては上海市の大型汚職事件の中心的人物で贈賄罪に問われた張栄坤被告が保有し、建設が中断したこともあるいわく付きのビルだ。

中国商用飛機は08年5月、資本金190億元で設立。国務院・国有資産監督管理委員会、上海政府系の投資会社である上海国盛(集団)のほか、中国航空工業第一集団、中国航空工業第二集団、中国アルミなど産業界から5社が出資した。

設立当初は上海市南西部の閔行区に本部を置いたが、多くの関係者が部品調達などの利便性を考慮し、浦東新区への移転を提言していた。(翻訳・編集/HI)

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