Record China 2008年8月20日(水) 18時55分
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20日、34年ぶりとなる大規模な干ばつがきっかけで、新疆ウイグル自治区で人工降雨による大規模な対策が始動しようとしている。写真は7月22日の同自治区アルタイ市。
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2008年8月20日、都市消費晨報によれば、34年ぶりとなる大規模な干ばつがきっかけで、新疆ウイグル自治区で人工降雨による大規模な対策プロジェクトが始動しようとしている。
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18日、同自治区人工影響天気事務室によれば、2004年に同事務室は「第11次五か年規画」制定の際に、2億1500万元(約32億2500万円)を投じて天山山地に沿って6か所の人工降雨施設と、4か所の人工防雹施設を設置する計画を提出。その後、さらに修正を加え、総額23億元(約345億円)を投じて天山山地および崑崙山、アルタイ山山地などに人工降雨施設を設置する計画になった。
同事務室の廖飛佳(リャオ・フェイジア)副主任によれば、2008年は旱ばつが深刻で、緊急会議もすでに繰り返し招集されており、人工降雨による干ばつ対策プロジェクトを最優先して実施すべきだとの意見が強まっているという。
同自治区気象部門によれば、上空には水蒸気を豊富に含んだ大気の存在が確認されており、毎年2兆6114億立方メートルもの水蒸気を含む大気が同自治区の上空を移動しているものの、降雨量はそのわずか10.4%。上空の水蒸気を1%降雨させれば、260億立方メートルの水資源量を増やすことができ、同自治区全体の地表流去水量(884億立方メートル)の4分の1以上をまかなえるという。(翻訳・編集/岡田)
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