Record China 2008年8月20日(水) 12時24分
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19日、中国の大手保険会社「平安保険」は、陸上男子110mハードル予選をケガのため棄権した劉翔選手にかけられていた1億元(約15億円)の保険について、「国家体育総局に診断書の提出を申し入れた」と述べた。写真は劉選手棄権で落胆する観客。
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2008年8月19日、中国の大手保険会社、平安保険の盛瑞生(ション・ルイション)宣伝部副部長は、北京五輪陸上男子110mハードル予選をケガのため棄権した劉翔(リウ・シアン)選手にかけられていた1億元(約15億円)の保険について、「国家体育総局に診断書の提出をお願いしたところだ」と述べた。武漢のニュースサイト「荊楚網」が伝えた。
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平安保険は昨年10月、同グループの開業20周年を記念するパーティの席上で、北京五輪を控えた劉選手に「万が一のケガのため」、1億元(約15億円)の保険をかけると発表した。同社は劉選手とCM契約を交わしている。当時はほんのパフォーマンス程度に思う人が大半だったようだが、今回の棄権を受けて急きょクローズアップ。同社には現在、「保険金は支払われるのか」と問い合わせる電話が殺到しているという。
だが盛副部長は、「いまだ劉選手とは直接連絡をとっていない」と述べ、保険金の支払いに関しても「具体的な日程などは何も決まっていない」とした。劉選手にかけられていたのは、一般的な傷害保険だったとされている。一部のスポーツ評論家は「今回の棄権は想定外の事故。一部でも良いから保険は下りるべき」と劉選手を支持。国民の間でも、その動向に注目が集まっている。
同社は、「引き続き劉選手の応援は続ける。CM契約もお願いする」と今後の姿勢を表明した。(翻訳・編集/NN)
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