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取り壊した民家の地下1mのところから、明代のものと見られる墓が発掘された。
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2006年8月29日、福建(ふっけん)省厦門(あもい)市のある発掘現場で、考古学者が調査を行っている。 この日、厦門市翔安馬巷(シャンアンマシャン)の村で民家の取り壊し作業が行われた時、古墳のようなものが1基見つかった。市の文物保護センターの考古学者たちは現場に向かい、3時間の発掘の後、ついに古墳の全体を発掘した。この古墳は家屋の地下1mにあり、墓穴の深さは2.26m、幅は0.8m、高さは0.9m。2つの室からなり、漆喰とレンガで作られていた。文物保護センターの考古研究者たちはこの古墳は明代(1368〜1636年)のものと見ており、さらに発掘作業を続けている。しかし墓に埋葬された人の身分を証明する遺物はまだ見つかっておらず、またこの古墳はすでに深刻に劣化しているため、作業は簡単には進まないようだ。
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