Record China 2008年8月16日(土) 10時38分
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15日、今年7月に雲南省チワン族ミャオ族自治州文山県で11人の死傷者を出した無差別殺傷事件で、官茂武容疑者の犯行動機は、家庭や仕事での挫折から、社会に対して復習してやりたかったという。写真は6月、シーサンパンナでの反テロ演習。
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2008年8月15日、今年7月14日に雲南省チワン族ミャオ族自治州文山県で11人の死傷者を出した無差別殺傷事件で、官茂武(グアン・マオウー)容疑者はついにその犯行動機を供述、家庭や仕事で挫折したことから、社会に対して復習してやりたかったという。生活新報が伝えた。
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供述によると、官容疑者の挫折の始まりは不動産売買での失敗にさかのぼる。02年4月、官容疑者は持ち家の売却トラブルで1000元(約1万5000円)の契約金をめぐり敗訴。
このため地元に居づらくなり、しかも30を過ぎても未婚だったことから、社会に対する復讐心を抱き始める。自動車で人を轢こうと思ったこともあったが、運転ができないことから実行しなかったという。
05年3月、官容疑者は広東省に出稼ぎに行き、今年4月19日に帰省。翌20日、文山県で娼婦から所持金2710元をニセ金にすり替えられてしまい、復讐心がさらにエスカレートしたという。再び広東省に出稼ぎに戻るが、今度は同僚とケンカしてクビに。持ち帰った1700元の給料をまた文山県で飲食や博打で使い、80を過ぎた老齢の母親に420元を無心するに至った。
その金もなくなりかけた7月14日、夜9時頃にあり金3元をはたいて果物ナイフを購入し、路上でタバコを吸いながら周辺を観察。正面からやってきた女性2人の胸や右大腿部を突き刺したという。
その後、逃走中に通りがかりの男性5人、女性6人を襲撃。被害者は病院に運ばれ、胸を指された女性は手当て中に死亡、ほかの被害者は重軽傷を負った。(翻訳・編集/汪葉月)
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