2008年8月14日、北京五輪の体操男子個人総合決勝が行われ、中国の楊威（ヤン・ウェイ）選手が4年前のアテネ五輪の雪辱を晴らし、見事金メダルに輝いた。

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競技終了後のインタビューで、楊威選手は「昨夜はなかなか眠れなかった。今すべての競技が終わって、とても疲れているが興奮している」と話し、「金メダルが取れたのは、この場にいる皆さんの応援があったから。おかげで精神的に常に優位でいられた。他にも私を応援して支えてくれたすべての人に、そしてコーチに感謝している」と述べた。

そして最後にテレビカメラに向かって「今君の事をとても思っているよ」と発言。すかさず記者が「『君』とは楊雲（ヤン・ユン）さんのことですか？」と聞くと、うなずきながら「そうです」と答えた。楊雲さんは元体操選手で、シドニー五輪出場経験を持つ。楊選手と同じ湖北省出身。すでに2人は婚約しており、北京五輪後に挙式するという噂も。（翻訳・編集/本郷）