2008年8月12日、大手ポータルサイト「新浪（SINA）」のブログサイトで「金汕」というブロガーが、男子バスケットボール中国代表・姚明（ヤオ・ミン）選手の両親が地下鉄に乗って試合会場に向かう場面に遭遇した様子を報告した。

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米NBAロケッツで活躍する姚選手は、米誌「フォーブス」の中国人富豪ランキングで5年連続1位に輝くほどのお金持ち。その両親ともなれば、どんな高級車を乗り回していても不思議ではない。ところが、この両親は国民的スターとなった息子のプレーを観戦するのに地下鉄を利用するほどの庶民派だ。混雑した車内で頭1つ飛び出した2人。握手やサイン攻めに遭っても、嫌な顔をせずそれに応えていたという。

両親に付き添っていた関係者は、「2人は贅沢が嫌いで、息子が有名になってからも普通の暮らしを心掛けている」と話す。どおりで姚選手自身も、ファンを大切にすることで有名だ。この親にしてこの子ありとは、まさにこのこと。両親はファンにもみくちゃにされながらも、最後は「試合が始まるからこの辺で。ごめんなさい」という言葉を残して立ち去ったという。（翻訳・編集/NN）