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国際自然保護連合により「絶滅危惧」に指定されていたシマアオジが、このほどさらに深刻な「絶滅寸前」に指定された。
2017年12月7日、北京青年報によると、国際自然保護連合(IUCN)により「絶滅危惧」に指定されていたシマアオジが、このほどさらに深刻な「絶滅寸前」に指定された。
シマアオジは2004年までは「低危険種」だったが、わずか13年の間に個体数が急速に減少し、保護状況も急激に悪化。「絶滅寸前」は自然環境でおそらく絶滅したと考えられる種について指定される。
記事によると、激減した主な原因は中国人だという。中国ではシマアオジは滋養強壮に効果が高いとされ、食用されている。1997年に取引が禁止されてからも、ネットを使った違法な捕獲や海外からの密輸などが行われ、広東省を中心にレストランなどで販売され続けているという。
なお、中国で行われた大規模な調査では、シマアオジの個体数は1980年代の100分の1にまで減少している可能性が高いとされている。(翻訳・編集/岡田)
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