<北京五輪・関連>開幕日に「爆弾仕掛けた」とバス会社脅した男、逮捕される―四川省成都市

Record China    2008年8月13日(水) 19時6分

拡大

8月11日、北京五輪開会式が行われた8日の夜に「爆弾を仕掛けた」と電話してバス会社に900万元を要求した男が成都市公安局に逮捕された。犯人は警察の反応が見たかっただけというが…。写真は開会式当日の各地。

(1 / 8 枚)

2008年8月13日、「成都商報」によると、四川省成都市公安局は12日記者会見を開き、北京五輪開会式当日夜に「バスに爆弾をしかけた」とバス会社に電話し、900万元(約1億3500万円)を同社に要求した税川江(シュイ・チュアンジアン)容疑者(25歳)を、11日午後に「テロ情報捏造罪」で逮捕したと発表した。

その他の写真

8月8日午後8時43分、成都市公交集団公司(会社)サービスセンターに「58号線のナンバーA5XX78のバスに爆弾3発を仕掛けた」と男の声で電話があり、同時に現金900万元を要求した。同社はただちに公安局に連絡。当局は58号線のバスをすべて調査したが、ナンバーA5XX78のバスは存在せず、402号線を走るバスであることが判明。車内をくまなく捜査したが、爆弾らしきものは見つからなかった。

翌9日の午後8時頃、同じ男が再度金を要求する電話をバス会社にかけてきた。当局は容疑者を税川江と特定。11日午後に逮捕した。動機について同容疑者は、「厳戒態勢を敷いている北京五輪開会式当日にテロの脅迫電話をかけたら、警察や世間が大騒ぎするだろうと思ったから」と話している。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携