2008年8月11日、香港「文匯報」は、フランスにおける北京五輪開会式の視聴率は少なくとも10％を超え、現地メディアは「開会式の成功は中国人に最大の金メダルをもたらした」と賞賛した、と報じた。

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北京五輪開会式は、フランス時間午後2時8分から生中継された。記事は、視聴率は少なくとも10％を超え、500万人が熱狂した一方で、北京五輪への抗議行動に参加した人はわずか300人だったと伝えた。記事はまた、フランスメディアはこの少数によるデモ活動を「開会式よりも大々的に取り上げ、延々と報じ続けた」と批判。全国紙「フィガロ」が一面で報じた以外、数行の扱いで終わる新聞もあったと指摘した。

このことから、フランス人の中には中国人に悪い印象を持っている人がいるが、これは全て「フランスメディアに騙されている」ためだと批判、幸いにも開会式を視聴した500万人だけはこうした偏向報道を信じないだろう、と締めくくった。（翻訳・編集/NN）