2017年12月4日、香港の俳優チョウ・ユンファ（周潤發）の訃報が中国のネット上で拡散された騒ぎで、チョウ・ユンファの夫人が全くのデマであることを語った。東網が伝えた。

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4日、「香港の映画王チョウ・ユンファが病院へ緊急搬送されたが死亡した」とのニュースが中国版ツイッター、メッセンジャーアプリのシェア機能を通じて拡散される騒ぎが発生した。一部では、フェニックステレビ（鳳凰衛視）のニュース番組の画面にチョウ・ユンファの写真をはめ込み、ニュース番組で報道されたように思わせる画像も出回るなどして、ネットユーザーを混乱に陥れた。

この事態について4日、チョウ・ユンファの夫人が電話で香港メディアに応対し、「夫は元気で、今も自宅にいます」とコメント。全てはフェイクニュースだったことが明らかになった。

中華圏の芸能界では、時折こういった人気スターの死を伝えるフェイクニュースが流れることがあり、これまでにジャッキー・チェン（成龍）やサモ・ハン（洪金宝）も被害に遭ってきた。それだけに「今度もいつものデマだと思った」と最初から信じていなかった人も多かったが、チョウ・ユンファが昨年公開の映画「コールド・ウォー2」以降は目立った活動をしていないことから、「あるいは…、とも思った」という人もあり、ネット上ではさまざまな反応が見られた。（翻訳・編集/Mathilda）