<北京五輪・写真特集>被災地で迎える開会式

Record China    2008年8月10日(日) 21時54分

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8月8日午後8時、四川省北川県で、100人を越える四川大地震の被災民らが空き地に集まり、1台のテレビを囲んで真剣な表情を浮かべていた。テレビに映っていたのは、北京五輪の開会式。中国国民にとって“長年の夢”であったオリンピックがついに開幕したのだ。

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2008年8月8日午後8時、四川大地震の被災地・北川県の避難所で、今なおテント生活を送る100人余りもの被災民が空き地に集結し、ただ一点を見つめていた。

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彼らの視線の先には1台のテレビがあった。どこか興奮した面持ちをした彼らの、テレビを見る表情はとても真剣だった。そして時は午後8時を迎え、中国国民が待ちに待った北京オリンピックがついに開幕する。5月に発生した震災のために長らくテレビが映らない状態だった北川県だが、テレビ局関係者の必死の努力によって復旧作業が進められ、県民の「開会式を見たい」という夢はかなえられた。会場の北京市からは遠く離れているものの、テレビに向かう彼らの心は北京へ旅立ち、まるで自らも開会式に出席しているような、そんな思いを表情に浮かべていた。

<北京五輪・写真特集>では、中国各地で見られる北京五輪の横顔を紹介していく。(翻訳・編集/MM)

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