Record China 2008年8月10日(日) 17時13分
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2008年8月7日、東方早報は江蘇省南京市で発掘中の「大報恩寺」地下宮殿の発掘状況について伝えた。発掘された舎利函には本物の仏舎利が収められている可能性もあるとして期待が高まっている。写真は地下宮殿から運び出される舎利函。
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2008年8月7日、東方早報は江蘇省南京市で発掘中の「大報恩寺」地下宮殿の発掘状況について伝えた。発掘された舎利函には本物の仏舎利が収められている可能性もあるとして期待が高まっている。
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地下宮殿からはすでに高さ1m34cm、幅55cmの鉄製の箱が運び出され、現在開封作業が進められている。1000年近い時を経て地上に運び出されたため、空気や太陽光に触れればあっという間に腐蝕、破損してしまう可能性がある。そのため空調設備が整えられ、紫外線をカットした照明を備えた特別室が設けられた。
二層からなる鉄箱を開封したところ、水につかった状態で宝塔が発見された。表面には「感応舎利十粒」「七宝阿育王塔」「仏頂真骨」などの文字が刻まれている。「仏頂真骨」とは釈迦の本物の頭蓋骨という意味。中国では1981年に、陝西省の法門寺からも仏舎利4粒が発見されているが、こちらは指の骨だったため、このほど頭蓋骨と断定されれば、中国初の貴重な宝物になるという。舎利函には2層の石箱も収められており、仏舎利はこちらに入っている可能性が高い。(翻訳・編集/KT)
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