孫悟空がストリートダンス?ベトナム版「西遊記」がネットで話題に―中国

Record China    2008年8月6日(水) 20時29分

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6日、中国のネット上で、ベトナムの子供番組「西遊記」のオープニングが注目を集めている。小学生風の孫悟空が悪者達を従えて、なぜかストリートダンスまで踊ってしまうという「ばかばかしさ」が受けている。写真は7月、中国の児童劇場で上演された「西遊記」。

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2008年8月6日、中国のインターネット上で、ベトナムの子供番組「西遊記」のオープニングが注目を集めている。小学生風の孫悟空が悪者達を従えて、なぜかストリートダンスまで踊ってしまうという「ばかばかしさ」が受けている。広州「大洋網」が伝えた。

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出だしから突然、ハロウィンの「死神」そっくりの悪者達が、仮面ライダーの悪役「ショッカー」さながらの連続バック転で登場する。そこに、「豹柄」で縁どった黄色い衣装に身を包んだ孫悟空が。戦闘と呼ぶにはあまりにも動きが鈍いが、恐らく必死に戦っているのだろう。が、それがいつの間にかダンスシーンに早変わり。悟空が黒マントの悪者達を従えて、ストリートダンスらしきダンスを踊っている。

だが、これはパロディではなく、れっきとした子供番組。京劇でも有名な「三打白骨精」を演じている。「白骨精」という妖怪が三蔵法師を食べようと人間の姿になりすまし、近づいてくるというお話だ。妖怪役が、「わいせつ写真事件」のセシリア・チャン(張柏芝)に似ているのもご愛嬌。予算の都合なのか全体的にかなり「手抜き」が感じられるが、そこがまた何とも味わい深い。

このベトナム版「西遊記」、ネットユーザーの間では「面白い」と評判だが、中には「中国文化への侮辱」など辛口のコメントも見られる。日本でも人気のある「西遊記」、ベトナムの子供たちの目にはどう映るのだろうか?(翻訳・編集/NN)

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