世界第2の高峰K2で、11人が遭難死―パキスタン

Record China    2008年8月5日(火) 4時9分

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4日、パキスタンと中国の国境にある世界第2の高峰K2の山頂付近で1日、巨大な氷塊の崩落に巻き込まれ11人が死亡した。K2での遭難事故史上最大規模の惨事となった。資料写真。

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2008年8月4日、「中国網」の報道によると、パキスタンと中国の国境にある世界第2の高峰K2(8611メートル)の山頂付近で1日、巨大な氷塊の崩落に巻き込まれ11人が死亡し、K2での遭難事故史上最大規模の惨事となった。

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事故は、登山隊一行17人がK2への登頂を果たした下山の途中で発生。巨大な氷塊が崩落し、3人が巻き込まれた。救援を求めるため2人がベースキャンプに向かい、残ったメンバーは待機していたが、雪崩の影響で救援隊の到着が遅れ、待ちきれずに夜明け前の暗闇の中を下山。結局、現地のガイド1人を含む合計11人が遭難したという。

遭難者の国籍は、オランダ、フランス、ノルウェー、韓国、ネパールなどと見られている。在パキスタン韓国大使館の担当者は「韓国からは7〜8人が参加し、2〜3人が遭難した」と正確な情報がまだつかめていないと話した。

K2は、エベレストに次ぐ世界第2の高峰ながら、その困難さから多くの登山家が「エベレストより挑戦し甲斐がある」と認識しており、これまでに登山中に66人が遭難。事故発生率はエベレストの数倍に達しているという。(翻訳・編集/HA)

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