天山山脈で香港人登山者の遺体、不明から10年―新疆ウイグル自治区

Record China    2008年8月4日(月) 10時40分

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3日、10年前、新疆ウイグル自治区の天山山脈・ボゴダ峰に登山に行ったまま消息不明となっていた香港人登山者3人のうち1人の遺体が先月発見された。

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2008年8月3日付の中国新聞社(電子版)は、10年前、新疆ウイグル自治区の天山山脈・ボゴダ峰(博格達峰)に登山に行ったまま消息不明となっていた香港人登山者3人のうち1人の遺体が先月発見されたと伝えた。

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新疆登山協会によると、7月23日、蘭州(甘粛省)氷川・氷土研究所のスタッフが同山脈ボゴダ峰で調査を行っていたところ、標高3980メートル付近で遺体を発見、警察に通報した。地元警察と同協会などが現場調査を行ったところ、遺体は1998年に消息不明となっていた香港人登山者3人のうち1人、林志偉(リン・ジーウェイ)さん(当時33)であることが判明した。林さんは登山隊10人のメンバーで、ボゴダ峰を登頂後、他の2人とともに消息を絶っていた。当時、地元の人々らが2度にわたって大がかりな捜索を行ったが、3人は見つからなかった。

当時、捜索活動に参加した香港攀山総会遠征顧問の鐘健民(ジョン・ジエンミン)氏は「10年経って、遭難者の遺体が発見されたのはよい知らせ。残る2人もその周辺で見つかると信じている」と語った。(翻訳・編集/SN)

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