特許出願件数、中国が躍進5位に、日本は1位―WIPO発表

Record China    2008年8月4日(月) 8時51分

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8月1日、世界知的所有権機関(WIPO)は完全統計可能な2006年度を基準にした世界の特許出願件数を発表。中国は日本、米国、韓国、ドイツに次いで世界5位となった。写真は中国の60代の男性が発明した「通気性ブラ」。

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2008年8月1日、国連傘下の世界知的所有権機関(WIPO)が31日に発表した「世界特許報告2008」で、06年の国際特許出願件数は日本が第1位、次いで米国、韓国、ドイツの順で中国は世界第5位となった。「新浪網」が伝えた。

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WIPOが発表した今回の報告は完全統計可能な06年度の特許申請件数を基準に行われたもので、1位の日本は51万4047件、2位の米国は39万0815件、韓国17万2709件、ドイツ13万0806件、中国は12万8850件となっている。この上位5か国で世界の特許出願数の76%を占めている。

中国の出願件数は経済発展に伴い毎年増加しており、世界に占める割合も00年の1.8%から06年には7.3%にまで上昇。出願件数そのものも前年比で36%の増加となった。WIPO事務局次長のFrancis Gurry氏も「知的所有権の領域におけるアジア新興国家の躍進には特にめざましいものがある」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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