2008年8月2日、北京五輪開催期間中に市内で行われるデモや集会の申請に対し、当局は実施2日前までに「許可、不許可」の回答を書面にて通知しなければならず、期日を過ぎても無回答の場合はこれを「許可」したものとみなす。「中国新聞網」が伝えた。

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北京五輪組織委員会保安部の劉紹武（リウ・シャオウー）部長は同委員会のオフィシャルページ上にて、北京五輪大会と北京パラリンピック大会の開催期間中に行われるデモや集会行為について説明。

すべてのデモや集会行為は法律に定められた手続きに従い公安機関への事前申請が必要であり、デモや集会の責任者自らが実施5日前までに公安機関へ申請書を提出しなければならない。

申請者が外国人の場合、中国語の訳文を添付して北京市公安局出入境管理所すること。また外国の企業や組織、団体が申請する場合には、所属する企業や組織の責任者の署名と印章が必要に。中国人が申請する場合には、北京市公安局治安総隊に提出すること。

また同期間中にデモや集会が許可された市内3か所の公園（世界公園、紫竹院公園、日壇公園）ではその旨を事前に利用者に通知。デモや集会が無事に行われるよう警察当局と公園管理部門が適切な対応をとるとしている。（翻訳・編集/本郷）