<チベット>観光業9月に全面回復へ、観光バスにGPS搭載義務づけ―チベット自治区

Record China    2008年8月2日(土) 18時53分

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8月1日、チベットの観光業は順調な回復を見せており、外国人観光客の数も今年9月以降には正常に戻ると見られている。なお、旅行会社が所有する観光バスすべてにGPSが搭載されるとのこと。写真はチベット自治区。

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2008年8月1日、チベット自治区を訪れる観光客の数は順調な回復を示しており、外国人観光客も増加を続けているため、今年9月には3月の「チベット騒乱」以前の正常な状態に回復する見込み。「人民網」が伝えた。

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今年3月14日に発生した騒乱以来、国内外の観光客の立ち入りを禁じていたチベット自治区だが、国内観光客は4月24日、外国人観光客は6月25日から受け入れを再開。国内観光客は個人旅行を中心に徐々に増え、北京や上海といった大都市や広州珠江デルタ地帯、中西部地区からの団体旅行も回復した。外国人観光客は欧米からが全体の70%を占め、高齢者や学生、家族などのグループ旅行が主流。最近ではアジアからの観光客も確実に増加している。

チベット自治区旅遊(観光)局副局長は「9月以降、海外からの観光客は正常に回復する見込みだ」と話している。同旅遊局は観光客の安全を守るため、すべての観光車両にGPS(全地球測位システム)搭載を義務づけており、これにかかる費用は無料だという。GPSシステム導入で交通事故など迅速に対応することが可能になり、各ドライバーに対する安全運転教育にも役立つとしている。(翻訳・編集/本郷)

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