Record China 2008年8月1日(金) 15時19分
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男子サッカー日本代表は8月7日、10日、予選リーグを北京市のおとなり天津市で戦う。日本から訪れるサポーターの中でも、北京に降り立った後、鉄道による移動を考えている人も多いだろう。その天津への重要な足となる鉄道が8月1日から開通することになった。
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北京五輪のサッカー日本代表の“戦場”には鉄道が便利…
全長120キロを平均時速300キロで北京と天津を結ぶ「京津鉄道」は、これまで北京市民にとって「近くて遠い」場所だった天津を一気に身近にする。自家用車ならば高速道路であっという間だが、鉄道を使うとなれば、ついこの前まで、1時間半の道のりだった。これが高速鉄道の開通により、約1時間に短縮され、さらに今回の「京津鉄道」は30分にと、一気に“通勤圏内”となった。
北京側の発着駅は、「北京南駅」で、ラッシュ時には10分おきに発車する。(それ以外は15分〜30分おき)。運賃は一等車が69元(約1050円)、二等車が58元(約900円)で、朝6時から夜24時まで運行される。
これまでは切符を購入するのも、行列に並んで一苦労…だったのだが、発着駅の北京南駅には38台の自動券売機が設置され、現金、または銀行カードで購入できるのも、格段に便利になった点だ。
切符の発売は今日から。観戦の際はぜひ便利に使っていただきたい。詳しい情報については、開通後、実際に乗車してレポートしたい。
<注:この文章は筆者の承諾を得て個人ブログから転載したものです>
■筆者プロフィール:朝倉浩之
奈良県出身。同志社大学卒業後、民放テレビ局に入社。スポーツをメインにキャスター、ディレクターとしてスポーツ・ニュース・ドキュメンタリー等の制作・取材に関わる。現在は中国にわたり、中国スポーツの取材、執筆を行いつつ、北京の「今」をレポートする中国国際放送などの各種ラジオ番組などにも出演している。
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