Record China 2008年7月30日(水) 8時7分
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28日付中国新聞網によると、北京市内では五輪に備えて、警戒が強化されている。細菌兵器などへの対策はもちろん、9.11同時多発テロ事件型の自爆テロへの対策も取り始めた。写真は27日、雲南省昆明市で行われた反テロ演習。
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2008年7月28日付中国新聞網によると、暴風雨が起きたり、海藻が異常発生したり、交通渋滞に収まりがつかないなど頭を悩ませる問題が多い中国だが、五輪を迎えるにあたり、細菌兵器や自爆テロ、さらに暗殺事件への予防策を本格的に開始したようだ。
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27日、中国各地の病院では建国以来はじめて細菌兵器への対策が書かれた小冊子を受け取った。化学生物中毒がどのようなものか、ということからタンソ熱やペストなど地上から消えたとされる致死性の感染症などへの警戒さえも呼びかける内容だ。
先週23日、異臭騒ぎが北京五輪国際放送センターで発生した。これは2003年ニューヨークのロックフェラーセンターでタンソ菌の付着した手紙が届けられたという事件を彷彿とさせるものだった。実際、中に詰めていた記者たちは即座に退去し、大騒ぎとなった。だが、補修を行っていた職人が塗料を下水道に流したことが原因だったという。しかし、実際に細菌や化学兵器によるものだとしたら、大変なことになったであろうことは想像に難くない。
自爆テロへの警戒を中心に北京市内では厳しい警戒が続く。開幕式当日には「9.11事件」式のテロを防ぐため、式の1時間前より飛行機の飛行を禁止する。万が一、会場上空に飛来する飛行機があった場合、地対空攻撃をする準備もあるという。鉄道やバスへの対策も着々と進んでいる。(翻訳・編集/小坂)
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