<中華経済>通信業界再編、中国聯通がCDMA資産を中国電信に売却―中国

Record China    2008年7月29日(火) 6時46分

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28日、中国通信業界の再編に絡み、移動体通信キャリアの中国聯通股〓(にんべんに分)有限公司(チャイナ・ユニコム)は、固定電話キャリアの中国電信股〓有限公司(チャイナ・テレコム)にCDMA携帯電話資産を売却することで正式合意したと発表した。

2008年7月28日、28日付香港・財貨網によると、中国通信業界の再編に絡み、移動体通信キャリアの中国聯通股〓(にんべんに分、以下同)有限公司(チャイナ・ユニコム)は28日、固定電話キャリアの中国電信股〓有限公司(チャイナ・テレコム)にCDMA携帯電話資産を売却することで正式合意したと発表した。

売却額については、事業分が438億香港ドル、資産分が662億香港ドルとなる。中国電信は3回に分けて09年3月31日までに全額を支払う見通し。

中国聯通は5月末、CDMA資産を中国電信に売却すると発表。同時に、中国聯通は固定電話キャリアの中国網通集団(香港)有限公司(チャイナ・ネットコム)と合併すると発表しており、合併後は中国聯通の残る携帯電話資産のGSM部門と中国網通の持つ固定電話部門を経営することになる。

通信業界の再編は、中国で携帯電話が普及するにつれ、固定電話キャリアの業績が悪化の一途をたどっていることなどを受け、競争力強化を目的に通信全業務のライセンスを通信キャリアに開放することが目的。これまで中国の通信業界は携帯電話、固定電話別に経営ライセンスが分かれており、固定電話の通信キャリアが携帯電話事業に参入することはできなかった。また再編完了後、中国当局は第3世代(3G)携帯電話ライセンスの発行を行うとみられる。

再編は5月23日から始まり、第1弾として中国最大の移動体通信キャリア、中国移動通信集団公司(チャイナ・モバイル)が通信キャリアの中国鉄通集団有限公司(チャイナ・レールコム)を合併すると発表していた。(翻訳・編集/KS)

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