85%がネット情報を信用せず!―中国

Record China    2008年7月28日(月) 6時53分

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25日、調査によると、中国のネット人口は2億5300万人まで急増したものの、ネットの内容や安全への信頼度は低く、約85%が「信頼できない」としており、更なる発展のネックになっているという。資料写真。

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2008年7月25日、中国インターネット情報センターが発表した「第22回中国インターネット発展状況レポート」によると、中国のネット人口は2億5300万人まで急増したものの、ネットの内容や安全への信頼度は低く、約85%が「信頼できない」としており、更なる発展のネックになっているという。「北京商報」が伝えた。

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レポートによると、ブログなどの内容についてはわずか15.7%が、安全性については約25%が「信頼できる」と回答したに過ぎなかったという。

一方でネットへの心理的な依存度は日々高くなっており、半数以上が「日常生活上の必要不可欠なもの」と認識し、そのうちの18.3%が「ネット中毒に近い状態を経験した」と答えている。

専門家は「依存しつつも信頼できないこの状態は、娯楽利用の段階では問題ないが、ビジネスとしては利用しにくく、ネット業界発展の障害になる」と指摘する。

データ上でもこの傾向は顕著で、ユーザーの84.5%が音楽を、50%以上がゲームを楽しむ目的で利用している。一方、米国ではビジネス目的の利用が中心で、両国には大きな差があるという。

こうした状況について専門家は「中国では、ユーザー数は世界一になったものの、普及率は19.1%と、世界平均の21.1%さえ下回っており、まだネット発展の初期段階にある」とし、「信頼の獲得と安全性の確保が更なる発展の条件」と分析している。(翻訳・編集/HA)

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