2008年7月25日、国際オリンピック委員会(IOC)が前日、「イラクの北京五輪への参加資格を取り消す」とする正式通知をイラク政府に送っていたことがわかった。新華社の報道。

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イラク政府は今年5月、従来のイラク五輪委を「慢性的な人材不足」との理由で強制解散した代わりに、スポーツ青年相を筆頭とする臨時五輪委を設立させたが、IOCはこれを「スポーツへの政治介入」と非難し、6月4日に新設のイラク五輪委に対し暫定資格停止処分を下していた。その後も両者の対話は平行線をたどり、23日に選手参加申請期限を迎えた。イラク人選手は、重量挙げ選手1人のほか、合計7人の選手が参加資格を取得していたが、IOCはこれら選手に対しても、招聘状を撤回している。

イラクの臨時五輪委はこれに対し「非常に遺憾」と表明しており、さらに五輪参加の機会をうかがう姿勢を見せた。(翻訳・編集/愛玉)